アシッド「それでは参りましょうか」
ファナ「はい」
アーク「アシッドさん。ファナをよろしくお願いします」
アシッド「安心して下さい。無事に50年後にお送りします」
ルシーダ「私達の事を忘れないでね」
アシッド「実は…皆さんの記憶は我々が時の扉をくぐった後、徐々に消えてしまうんです」
アリーナ「え〜、消えちゃうんですか?」
アシッド「残念ながら…それからアーク殿。時の扉は本来、存在してはいけないもの。我々が
去った後、破壊して頂きたいのです。記憶が消え去らないうちに…その剣を使えば
容易にできるでしょう」
アーク「わかりました」
エレノア「そういえば、タックはどうしたの?」
ドカティ「そういえば、見かけんの」
アーク「あいつ、どこ行ったんだ…あれ?ファナ、それ…太陽の剣?」
ナルシス「変わった贈り物をするものですね」
フェリオ「ねぇ、あれ見て」
レア「いいのかい?」
タック「もとある場所に返しただけじゃねぇか」
レア「太陽の剣じゃないよ。あの子の事だよ」
タック「別に関係ないだろ」
レア「お前、惚れてたんだろ」
タック「誰が?」
レア「じゃあ、これはなんのまねだい。こんな、黄色い帆いっぱい作っちゃって」
タック「俺はフックの孫、タック様だ。この世界の土産にいいものを見せてやらねぇと、俺の名前
に傷がつくじゃねぇか」
レア「お前の名前ね」
タック「女なんて…ふん、だいたい、世界の半分は女じゃねぇか」
レア「ハハハハハ」
アーク「あのバカ!」
アシッド「黄色は太陽神を表す色でしたな…以前、彼から聞かれた教えた事があります」
ファナ「タックさん…」
アシッド「さあ、もう行きましょう」
ファナ「…はい」
その昔、伝説の剣を用いて、世界を闇から救ったお人がいるそうです。
今はいにしえの世界ファーランドの伝説であり、
英雄アーク王のお話でございます。
遠い昔の、古い古い伝説でございます。

闇の神、ディメトル、地から復活し、それ、フェルサリア王、
五つの魔石を用い、世界に平和をとりもどさん。
その名もアークと申す。
「創世書より」
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