>闇の中、少女の夢。
少女「わたしは誰?…わたしは 誰なの?… ここはどこ?」
「…返事をしてよ」
「ねぇ…」
???「ファナよ…」
少女「ファナ?…私は…ファナ!?」
???「そうだ。我の為に生まれ、我が力となるのだ」
ファナ「誰なの?」
???「我はディメトル。闇の神」
ファナ「ディメトル?…」
>ファナ、どこかの一部屋で目覚める。傍らには司祭風の女性が佇んでいる。
ファナ「…ここは?」
女性「随分うなされていたようだけど」
ファナ「…あなたは?」
女性「私はフェリオ。あなた、フェルサリア城のそばで倒れてたの」
ファナ「フェルサリア…?」
フェリオ「そうだ…お腹すいてない?」
ファナ「どこなの?ここ… 私、なにもわからない?」
>フェリオ、部屋の外に出ようとするが、ファナに呼び止められ戻ってくる。
フェリオ「え?」
ファナ「何もわからないの」
フェリオ「…」
ファナ「?はっ、ファナ…」
フェリオ「ファナ?」
ファナ「ねぇ、私はどこから来たの?教えてよ」
フェリオ「あなた…覚えてないの?」
ファナ「ファナ…ファナ!それしかわからないの」
フェリオ「?!…そうだわ。ねぇ、もう歩ける?」
ファナ「ええ」
フェリオ「一緒に来て欲しいの」
>二人、隣の部屋へ移動する。
モハド「陛下!」
フェリオ「どうしたの?」
>モハド、振り返る。ファナ、モハドの後ろに隠れるように立つ。
モハド「これは妃殿下。陛下をお見かけしませんでしたか?」
フェリオ「陛下ったら、またいないの?」
モハド「そのようで…いやはや、陛下が王位をお継ぎなられてもう二年。その間私は心休まら
ない日々を…いや、愚痴を言うつもりは」
「それにしても陛下は一体何処へ…ドカティ殿とディーノ殿も遠征に赴いていらっしゃる
し…ぶつぶつぶつ…」
>モハド、突然反対方向に振り返る。ファナ、モハドの死角へ隠れる。
モハド「むっ!?」
「…気のせいか?最近、歳のせいかおかしなものを…ブツブツ…」
>モハド、ブツブツ言いながら部屋を出て行く。フェリオ、本棚に向かって言う。
フェリオ「…もういってしまったようね。アーク、聞こえているんでしょ?お願いがあるの」
アーク「…」
フェリオ「いないの。いないなら、モハドさんに言ってもいいのね?本棚の奥に、部屋があるって
事」
アーク「フェリオなのか?」
フェリオ「モハドさんならもういないわよ」
アーク「頼みって何だよ?」
フェリオ「それより、アーク。姿をみせなさい。本当にモハドさんならいないから」
>本棚、横にずれて奥の扉からアークが現れる。
アーク「よし、本当にいないな。あの人、何かとうるさいから…あれ、この子?」
ファナ「あの…私」
フェリオ「この子を隣町の大司教様に会わせたいの」
アーク「この子を…どうして?」
フェリオ「この子…自分のことを、何も覚えていないみたいなの。大司教様なら、この子につい
て何か知っているんじゃないかしら…」
アーク「わかった。じゃあ、行こうか」
Stage:1 ”失われし記憶”:参加ユニット:アーク・フェリオ・ファナフェリオ「きっと大司教様なら何か知っているはずよ」
ファナ「はい」
アーク「最近の魔物は、野生化している奴がいるから厄介だな。二人ともちゃんとついて来る
ように」
>GAME START>隣町まで辿り着け
>敵を殲滅。
アーク「やっと着いたな」
>STAGE CLEAR
>教会の中。
大司教「…何か覚えていることはありますか?」
ファナ「何も覚えていません」
大司教「生まれた場所とか…むっ?その指輪は魔法使いの?あなたは魔法が使えるのです
か?」
ファナ「私…何もわからないんです」
大司教「フーム…弱りましたな」
>フェリオ、大司教の後ろに控えている青年に気がつく。
フェリオ「あら?…そちらの方は?」
大司教「おお、これは失礼しました。ナルシス、自己紹介なさい」
>ナルシス、大司教の隣に立つ。
ナルシス「初めまして、ナルシスと申します。大司教様のもとで働かせていただいてます」
フェリオ「そうですの」
大司教「…話をもとに戻しましょうか。ファナ、とおっしゃいましたね。それはあなたの名前です
か?」
ファナ「わかりません…でも、多分そうだと思います。夢の中で、誰かがそう呼んでいたから」
>一人の戦士風の少女が教会に焦った様子で駆け込んでくる。
エレノア「兄さん!」
アーク「エレノア?どうしたんだ!?」
>アーク、驚いた表情でエレノアに問う。
エレノア「城が…王都が…!」
アーク「城が、どうしたんだ!?」
エレノア「何者かに…」
>エレノア、突然入り口の方を振り返る。
声「ソノ子ヲ渡シナサーイ」
アーク「誰だ!?」
魔軍隊長「ワタシ、でぃめとるサンニ言ワレマシタ。ソノ子、連レテイキマース」
ファナ「ディメトル…?」
Stage:2 ”魔軍再び”:参加ユニット:アーク・フェリオ・ファナ・エレノア・ナルシスアーク「……?」
>アーク、訝しがる。
魔軍隊長「Oh!オソロシサノ余リ、声モ出マセンデスカ?」
アーク「???」
>アーク、呆気に取られる。
エレノア「兄さん!早く!」
アーク「あ、ああ…わかった」
魔軍隊長「ムッカー!!ユー達、ミーヲ馬鹿ニシテマスネ!?ユルシマセーン!
でぃめとるサンニ逆ラウモノハ皆殺シデース!!」
アーク「何だかよくわからないが、どうやら敵のようだな!」
ナルシス「大司教様!安全なところに隠れていて下さい!ここは私が!」
>GAME START>敵を全滅させろ
>魔軍隊長と接触。
魔軍隊長「HA!ワッターシノ魔剣『フジヤマ』ノ威力ヲ思イ知リナサーイ!」
>魔軍隊長を撃破。
魔軍隊長「WAO!!今日ノトコロハ、引キ分ケニシテオイテアゲマショー。今度会ッタラ、
見逃シテアゲマセーン」
>魔軍隊長、消える。
>STAGE CLEAR
アーク「いったい、何者だ……?」
エレノア「兄さん。王都が何者かに…早く!」
アーク「わかった」
フェリオ「アーク、早く行きましょう」
アーク「いや…もし奴の狙いがこの子ならばフェリオはこの子とここにいてくれ」
フェリオ「わかったわ…でも、気をつけてね」
ナルシス「代わりに私が行きましょう。これでも、多少心得があります」
エレノア「私もいくわよ。近衛師団長が王のもとを離れる訳にはいかないでしょ?」
アーク「よし、行くぞ!」
Stage:3 ”破られた平和”:参加ユニット:アーク・エレノア・ナルシス>GAME START>敵を全滅させろ
アーク「くそっ!ここも魔物でいっぱいか!」
>敵を殲滅。
>STAGE CLEAR
アーク「敵はこれだけか!?」
エレノア「この付近には誰もいないわ!」
アーク「エレノアはナルシスと誰か残っていないか探して来てくれ。僕は聖堂へ行く」
エレノア「わかったわ」
>アーク、聖堂へ。
>聖堂に着いたアーク。そこには…。
アーク「貴様は!?」
>安置されている聖剣の前に下半身は四つんばいの女性、上半身は獣の魔物が。
ザヴェル「覚えていたか、人の子よ…ククク…まさか、こうも早く再会できるとは思わなかったがな」
アーク「そんな、馬鹿な…お前は確かに…」
ザヴェル「我らは永遠に栄えるのだ…闇の神、ディメトル様ある限りな」
アーク「闇の神だと…?」
ザヴェル「すでに魔界の扉は開かれた」
アーク「何っ!?」
ザヴェル「…魔界の鍵である、この剣にも、もはや用は無い」
アーク「貴様!何をするつもりだ!」
ザヴェル「こうするのだ!!」
>聖剣、砕ける。
アーク「聖剣が…!?」
ザヴェル「次は貴様だ…」
>ザヴェルの下半身の女性の口から強烈な波動が放たれる。アークは、気を失った。
>闇の中。アークの意識の底で声がする。
ディメトル「アークよ…聞こえるか」
アーク「だ、誰だ…?」
ディメトル「我はディメトル。ファナは時期が来たら、必ず頂く」
アーク「ファナ…あの少女か?」
ディメトル「馬鹿な男よ。うち捨てておけば良かったものを…まぁいい、せいぜい守ってやるのだ
な」
アーク「待て。貴様は誰だ、目的は何なんだ」
ディメトル「我が名はディメトル。目的はいずれわかるだろう…それまで生きているのだな」
>アーク、自分の部屋のベッドに。起き上がると周りには皆の姿が。
モハド「陛下、気がつかれましたか」
アーク「モハド…お前がここまで?」
モハド「はい」
アーク「そうか…すまない」
フェリオ「いったい、何があったの?」
アーク「…魔界の封印を解かれてしまったよ」
フェリオ「封印が…?」
アーク「ザヴェルが生きていた…聖剣も…壊されてしまった」
フェリオ「なんてこと…」
アーク「それよりモハド、みんなは無事か?」
モハド「はい。皆避難させました。が…奴ら、すぐに姿を消してしまいました」
アーク「目的を果たしたからだろう…奴らは今度は何を企んでいるのか。ディメトルとは何者な
んだろう…?」
ファナ「ディメトル…はっ、闇の神!」
アーク「知っているのか?奴らもそう言っていた」
大司教「闇の神ですと!?」
アーク「大司教も御存知なのですか?」
大司教「こんな伝説をきいたことがはありませぬか。…闇の神が蘇りし時、世界は闇に覆われ
る」
ナルシス「―…世界を闇から救いたくば、太陽が降る夜」
フェリオ「神々より与えられし、5つの魔石をラーの第3の目に収めるべし…。私達司祭の間で
は有名な伝説ですね」
大司教「さよう…ディメトル、すなわち闇の神からこの世界を救うには、魔石が必要なわけで
す」
アーク「魔石?」
大司教「この世のどこかに存在しているという、強大な魔力を秘めた石です」
アーク「それさえあれば、世界を魔物から救えるんですね?」
大司教「うむ。恐らく、魔界の扉も元通り、封印されるだろう」
ナルシス「魔石は全部で5つ…この地上のどこかに4つあり最後の1つは太陽神ラーが持って
いると言われています」
大司教「手掛かりが欲しいなら、ここから北に行きなさい。森の中に老人が住んでおる」
ナルシス「アイザック老ですね?」
大司教「彼なら何か知っているだろう。ナルシス、皆さんを案内してあげなさい」
Stage:4 ”新たな旅の始まり”:参加ユニット:アーク・フェリオ・ファナ・エレノア・ナルシス>GAME START>魔物を全滅させろ
ナルシス「アイザック老は、この森の奥に住んでおられます」
アーク「そう簡単には入れてもらえないようだぞ」
ナルシス「老は無事でしょうか…」
アーク「退治しないといけないな」
>敵を殲滅。
アーク「よし、これでもう危険はないだろう」
ナルシス「ほら、あそこに見える家ですよ」
アーク「あまり大勢で行くのも失礼だから、僕とナルシスで会って来よう、他のみんなは悪いけ
ど外で待っていておくれ」
フェリオ「わかったわ」
>STAGE CLEAR
>アーク、ナルシスと共に老人の小屋に入っていく。
アイザック「お主らか?魔物を倒したのは…ん…ナルシスではないか」
ナルシス「お久し振りです」
アイザック「今日は何の用じゃ?いや、用があるのはそちらの客人のようじゃな」
アーク「失礼します。私はアークという者ですが、お願いがありまして参上しました」
アイザック「ホッホッ、一国の王にそこまで頼まれると悪い気はせんの。で、何かな?」
アーク「魔石のありかを教えて頂きたいのです」
アイザック「ハハハハ…。お主がか?」
アーク「はい」
アイザック「魔石なんて到底無理じゃ。やめとけ」
ナルシス「お願いします。私からも」
アイザック「なら、エウルの洞窟に眠っとる伝説の剣を取って来てもらおうかの」
アーク「伝説の…剣…ですか?」
アイザック「そうじゃ。それができんのなら、わしゃ教えん。魔石を手に入れようなど、到底無理
な話じゃからの」
アーク「わかりました。では早速行って来ます」
>アーク、早速出て行こうとする。
アイザック「あー、待て待て。その前にクープ村の村長に許可をもらっておけよ」
アーク「そのクープ村というのは?」
アイザック「知るか、そんなこと。そこのナルシスにでも案内してもらえ」
Stage:5 ”クープ村の奪回”:参加ユニット:アーク・フェリオ・ファナ・エレノア・ナルシス・アリーナ・プリム>GAME START>敵を全滅させろ
ナルシス「ここがクープ村です」
アーク「ここもすでに魔軍の手に渡っていたか」
エレノア「後ろに引くわけにもいかないようね」
アーク「そのようだな…ん?あそこにいるのは…?」
>敵軍に追われてワルキューレの少女と幼い少女がこちらに向かってくる。
アリーナ「陛下!?それに妃殿下も!」
フェリオ「アリーナ!どうしてあなたがここに?」
アリーナ「あとで説明するからこの子を助けて〜!あ、もちろんあたしも助けて」
アーク「わかった!早くこっちに来るんだ!」
アリーナ「おっけー!ほらプリム、行くわよ」
プリム「はいでちゅ」
>敵を殲滅。
アーク「アリーナ、大丈夫か?」
アリーナ「ありがとう。助かったわ」
アーク「ところで、その子は?」
アリーナ「旅の途中で知り合ったんだけど…」
プリム「あたち、パパとママを探してるんでちゅ」
フェリオ「まぁ…親とはぐれてしまったの?かわいそうに」
アーク「君の名前は?」
プリム「プリムって言いまちゅ」
アリーナ「陛下、この子かわいそうなんですよ」
アーク「わかった。じゃあ、僕たちと一緒に旅をしよう。そうすれば、君のパパとママも見つかると
思うよ」
プリム「わ〜い!!ありがとでちゅ!」
アーク「さて、村長の家はどこだろう?」
アリーナ「村長さんに用事なの?だったら、あそこの大きな家がそうよ」
アーク「あれか…ありがとう。じゃあ、行ってくるよ。みんなはここで待っていてくれ」
>STAGE CLEAR
>村長夫人がベッドに横たわっている。
アーク「ご病気なんですか?」
村長夫人「すみません…こんな格好で。主人でしたら、私のために薬草を取りに森に行きま
した。でも、その間に魔物が…」
アーク「森ですね。わかりました。ご主人を探しに行って来ます」
村長夫人「お願いします…」
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