...真・女神転生3〜NOCTURN〜

真・女神転生3〜NOCTURN〜プレイレポ7
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主人公:至月 覚(しづき さとる)  呼び名:ガク  でプレイ。

アサクサ〜通信塔建設現場

 アマラ経路を出ると聖が勇を追うと言って何やらまた調べ始めた。
…ターミナルを眺めてて何が解るんだろうな、こいつは。
もうアマラには行かんでもいい、などと勝手を抜かしやがる。
…もう、いいんだ。「コトワリ」を持たない俺にも何か見え始めたから。

 アサクサは復興が進んで奥のほうへも行かれるようになっていた。当てもない俺は噂話でイケブクロで氷川を見た、という情報に乗ってみる事にした。
…イケブクロか。何が起こってるんだろうな。

 イケブクロのマントラ軍元本営はなにやら騒がしかった。
そこには忘れもしない、ひとりの男が居た。…氷川だ。
俺を「人修羅」と呼ぶ奴は、「初めから出会うべくして再会した」などとのたまった。
氷川曰く、マントラ軍を滅ぼした時に創世の為のマガツヒは充分足りていたから俺がオベリスクへ行くのを止めなかったのだと。
そして、俺の「人修羅」としての力を試したのだと。
 「君ならば勤まるかも知れない、共に「シジマ」を啓く大役がな…」
…好き勝手言ってくれるもんだ。
 世界はただ、静寂であるべきだと氷川は言った。
氷川の言う「シジマ」の世界の理念はよくわかった。本来、世界はそう在るべきなのかも知れない。が、それは決して続くものではないかも知れない。必ず、どこかで変化は起こるものだろ?
 氷川は俺の拒絶に明らかに見下した反応を示した。
そして創世の為に世界を見る、と言って何処かへと去っていった。

 アサクサに戻ってくるとミフナシロからフトミミが出てくるとかいうマネカタ達の話を聞くことが出来た。
…フトミミか。先見の力があるんだったな。何かを視たんだろうか?

 ミフナシロではマネカタ達をまえにフトミミが予見した事柄を伝えているところだった。
フトミミの話ではマネカタ達を脅かす力がヨヨギ公園で生まれようとしている。ひとたび生まれればそれは世界を動かす力になるという。
…マネカタに災いか。…そういや、サカハギ…奴が悪魔を支配するんだとか言っていたが奴なのか?それとも何か別の…?
 取敢えずヨヨギ公園西側に来てはみたものの、相変わらず閉鎖状態だった。
近くにいた思念体が東側へは「アサクサ坑道」から出られるのだと俺に教えてくれた。
…ちっ、出戻りかよ。

 アサクサは復興が進んで、ウエノ方面へと出られるようになっていた。途中、あのガラクタ集めのマネカタと再会した。奴はしっかりと自分の店をひらいていやがった。
マネカタ達からサカハギの噂を聞くところによるとやはり、「ヨヨギ公園」へと向かったらしい。
俺は地下鉄湯島駅から坑道に入った。ホームには数体のマネカタが血を流して息絶えている。サカハギだ。
浅草坑道は思った以上に短かった。外苑前の駅から外に出ると原宿を経て代々木はすぐそこだ。

 「ヨヨギ公園」は何やら妖精たちが騒がしかった。どうもサカハギのせいでおかしくなったとか。あと、人間の女もここに来ていると言う。
…?千晶?…まさか裕子先生が?

 工事現場のバラックの一室には、オベリスクで消えた裕子先生が静かに俺を待っていた。「久しぶり、やっぱり来たわね」と。
裕子先生はオベリスクでの事を俺に謝った。そしてはっきりと「氷川に世界は創らせない」と言った。
 裕子先生は自分には世界を生まれ変わらせた責任と、新しい世界を創る義務があるという。だが、まだ「コトワリ」を手に入れていないらしい。
何でも、ここで起きている異変は「ヤヒロノヒモロギ」というマガツヒを大量に含んだ霊石のせいで、いろんな者が来ては奪い合いをしているそうだ。
 裕子先生はその力を使って「コトワリ」を授けてもらうのだという。
マガツヒは必要ないからその霊石を奪ってきてくれないか?と俺に頼んできた。
…そんな勝手な。だって、エゴだよ。勝手に世界を創り変えておいて「コトワリ」が授かれないから世界が創れない、なんて。

 俺はすぐに返事が出来ないでいた。だが、裕子先生は「仮に君が断ったとしても、私には君を信じるしかないの」と寂しげに微笑んだ。

…こんな世界にしておいて「創世」するだのなんだのって。勝手過ぎないか…?

 取りあえず工事現場の鍵をもらったので「通信塔建設現場」に入ってみることにした。ここで、何が起きているのかは多少なりとも気になるところだ。

 侵入した俺を待っていたのは妖精達の手痛い洗礼だった。
穏やかな妖精達も気が狂っていては手がつけられない。
妖精達はどうあっても俺をここから追い出すつもりらしいが高台から見下ろせばいたずらピクシーのいる場所なんてすぐにわかる。
それらをかいくぐって、ようやく通信塔の下に出ることが出来た。
強い妖気を感じる。きっとサカハギだ。
…?以前より強い妖気…?

中に入るとやはりサカハギがいた。
「ヤヒロノヒモロギ」を手にして「さっきも小娘が来たが追い返してやった」などと意気揚々に語る。
…小娘。千晶か?
サカハギはマガツヒを使って強い悪魔を使役してやるんだと言って何かを召喚した。
…!?何だ…?

 ギリメカラを召喚したサカハギはそれが倒されると自らも俺に向かってきた。だが、俺の敵じゃない。「何故こんな奴に…」といって奴は倒れた。

  俺はマガツヒを失った「ヤヒロノヒモロギ」を手に入れ、通信塔の外に出た。
と、そこには…気がふれていた妖精達が正気を取り戻したようだ。妖精王オベロンは俺に非礼を詫び、気になることをひとつ話し出した。
サカハギに傷つけられた少女は何処かへ去っていったがその心の内には邪悪な力を感じたのだとオベロンは言う。
「あの少女は只者ではありません」そう伝えるとオベロンはティターニアと共に去っていった。
…まさか、千晶がマネカタ達を脅かす力なのか?
 ともかく、この石は裕子先生に渡す事にしよう。俺が持っていても何の役にも立たなそうだからな。


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