...真・女神転生3〜NOCTURN〜

真・女神転生3〜NOCTURN〜プレイレポ1
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主人公:至月 覚(しづき さとる)  呼び名:ガク  でプレイ。

OP〜アマラ経路1

地下鉄千代田線に揺られて、俺はいつの間にか爆睡していた。

 夢…を見ていたんだ。逆光でよく見えなかったが、「高尾裕子」先生が何か俺に話しかけていた。それも、訳の解らない事をずらずらと並べ立てて。
 目が覚めたのは代々木公園だった。
…おっと、いけねー。明治神宮前で乗り換えるはずだったのにな。
 引き返すのも面倒だ。そう思って新宿まで歩こうと思い、改札を出た。
…なに、たいした距離じゃないさ。

 と、携帯にメールが入った。多分、「新田勇」からだ。
…なんだよ、お前、俺のフルネーム入れてくるんじゃねーよ。
そうだった、裕子先生のお見舞いに行こう、って俺の幼馴染の「橘千晶」と3人で新宿衛生病院に行く約束だったな。

 そこへ、ヒマそうな地下鉄の職員が話しかけてきた。
…代々木公園で暴動ね。そんなのTVでやってたか?面白そうじゃねーか。ちょっくら寄って行くか。

 代々木公園は例によって封鎖されていた。
…ま、こんなことだろうとは思ったけどな。
…誰か、居る…?
 そいつはオカルトライターの「聖」と名乗った。妖とかいう奇妙なオカルト雑誌を俺におしつけて、また会うかもな、だと。
ああ、そうだ。千晶から電話で早く病院に来いって催促されてたな。

 新宿衛生病院は静まり返っていた。ひっそりしたロビーには千晶がぽつん、と待っていた。勇も一緒じゃなかったか?
聞けば、病院には人っ子一人いないと言う…。そんな事ってあるんだろうか?
勇は裕子先生を探しに行ったらしい。流石千晶だ。相変わらず人使いは荒い。俺は手に持て余していた雑誌を千晶に手渡して病院内を走り回った。
…本当に、誰も居ねぇ。

勇と2階の病室でかち合ったが何の収穫もなかったらしい。

 仕方なくロビーに戻ると千晶が妙な事を言い出した。
ガイア教団とミロク経典の話だった。勇までがこの病院の噂話を始めた。
…カルト教団といい、そんなの、今更あんのかね?

 ともかく、俺と勇はまた手分けして分院と地下を探すことになった。
…こいつ、セキュリティカード隠し持ってやがったんだな。ビビッてたくせにちゃっかりしてやがる。

 病院の地下って、こんなにも不潔にしといていいもんなのかね、なんて思いながらしらみつぶしに入れそうな部屋を見て回った。俺って割と冷静?
だってよ、怪しいぜ、魔方陣の上に血痕のあるストレッチャー…。やっぱり尋常じゃないな、この病院は。カルト教団とかなんとかっての、あながち間違ってねーかも。

…人の気配がする…?

 暗い部屋には男が佇んでいた。
…こいつ、どっかで見た…?
べらべらと終末論を語る男はなんとかって会社の「氷川」って男だ。
…何、言ってるんだ? 裕子先生を知ってるのか?
 奴の後ろに翼の生えた黒山羊が現れた。
…なんだ、何が起こってるんだ!?死ぬ?俺は死ぬのか…!?
 「待ちなさい」
 逃げようとする俺の前に現れたのは、裕子先生その人だった。先生も氷川に協力するとかしないとかおかしなことを言ってる。これから世界に起きる事って何だ?俺は裕子先生の言うとおりに屋上に向かう事にした。
 老婆と子供が現れたがもう、何が出ても不思議じゃない。
…そーいや、千晶と勇は何処行ったんだ!?

 裕子先生は屋上にひとりで居た。このシチュエーション…電車の中で見た夢と同じだ。「東京受胎」?何のことだかさっぱり解らない。
あの男、氷川もそう言っていた。混沌が訪れるのだと。
世界はまた生まれる為に死んでいかなければならない、と。

…何だ…!?東京が、壊れる…!…先生ッ…先生ー…

 目の前にはまた、あの老婆と子供が俺を見下ろしてなにやら意味不明な事をのたまわっている。
 「これでキミは悪魔になるんだ」
…!!?
 蟲のようなものを飲まされ、俺はまた意識が遠のいた。

 気付けば病院のベッドだった。何か変わった様子も…って、何だ?この刺青?いや、違うな。あの子供が言っていた。
…俺は「悪魔」になったんだと。

 氷川が居た部屋にはどういう訳かオカルトライターの聖?だっけか?が居た。聖は氷川が残していったらしいオブジェを調べるとかでそこに残った。
…まぁ、いいや。取敢えず外に出りゃぁ何か解んだろ。…千晶と勇が心配だ。

 病院内は悪魔でいっぱいだった。途中知り合ったピクシーの助言で分院に回り込んでフォルネウスとかいう奴をぶっ倒してなんとか外に出た。
 するとどうだ、また老婆と子供だ。やけに意味有りげなことを言って来る。
…世界を創るのも壊すのも俺次第…か。どういうことなんだ?
 内側に円く収まったのが東京…なるほど、「受胎」ね。

 思念体や悪魔達の「人間の女」の噂を聞いて渋谷まで辿り着いた。
しぶちかのディスコで千晶と再会した。なんともビミョーな面持ちで俺を見ている。そりゃ、そうだろうな。でも、流石千晶は落ち着いたもんだ。
…きっと俺よりもずっと泣きそうな思いをしてきたに違いない。
 気丈に「皆を探してみる」とだけ言うと何処かへと去っていった。…大丈夫なのか?

 しぶちかのターミナルには何故か聖が居た。あのオブジェは転送機能があるらしい。いろいろと調べた挙句、俺に銀座へ行って「ニヒロ機構」を調べてくれと言う。仕方ないがその案に乗ってやることにした。
…体張るのはこっちなんだけどな。
 けれど、すぐに後悔した。「アマラ経路」とかいうところに落とされ、さんざっぱら歩き回らされた挙句、結局なんだかイカレた悪魔をぶっ倒して銀座に辿り着いた。
 ターミナルから聖の声がする。「氷川を追ってくれ」と。
…氷川。何者なんだろう?この「東京受胎」も氷川と裕子先生が引き起こしたというんだろうか…?


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